【海外起業】2023年版!公式LINEとメールマガジン比較・効果・反応

by Mika Connolly
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この記事では、公式LINEとメール配信の比較について、実際に使ってきた効果・反応をまとめました。

完全に、私個人の志向・意見ではありますが、

海外起業のビジネス利用ならメールが断然優れていると感じた点も含め、LINEとの使い分け等もあわせてお伝えします。

プッシュ型メディアとは?

サービス提供者(売り手)から、お客様・未来のお客様・興味を持ってくださってる方々へ個別に連絡できる手段のことを「プッシュ型メディア」と呼びます。

代表的なのは、メールマガジンですね。(注:日本だけで使われている和製日本語。外国では存在しない言葉なのでご注意を!世界的な正式名称はメールレター、ニュースレターと呼ばれています)

日本での知名度・利用率はLINEが優勢ですが、実際のところはどうなんでしょうか。

私自身は、現在のLINEになる以前、LINE@時代の2016〜2017年ごろからLINEを使いはじめました。メールレターでの配信も同時期です。

この記事を書いている2023年5月現在までの6年間、両メディアを利用してきた体験からお伝えします。

日本の利用率はLINE公式(旧LINE@)が高い

日本では、連絡手段でいちばん使われてるLINE社から、ビジネス利用のできる「LINE公式」を使われている企業・個人は多いですよね。私もその1人です。

LINE社の売りは、

日本の「利用者が多い」こと。
メッセージ「到達率」が最高の2点です。

迷惑メールフォルダ等に入ることもないので、登録した相手に「直接」届けられる、メッセージにプライベート感を演出できる。そんな手軽さが多くの人に支持され、ビジネス利用者はどんどん増えました。

LINEと組み合わせて高度なセールスメールを日時設定で予約配信したり、ライブプロモーションなど「販売」に使われることが多いのは相性が良かったのかもしれません。

個人情報なし、かんたんに登録できるメリットがある一方で、

送る側・受け取る側の心理的距離が近すぎたり、気軽に登録できるぶん気軽にブロックされるデメリットも兼ねています。

また、いくつのメッセージに分けたとしても「長文に向かない」ので、その点も留意が必要です。

150文字程度の(ほんとうに)短い文章で、ささっと要件を送る。そんな使われ方が好まれるなど、変化も見られます。

海外は基本的にメール登録、メール連絡

私はヨーロッパに住んでいますが、居住経験のあるフランス・スペイン、義理家族の住むイギリスと、どこにいっても何をするにもメール登録・メール連絡が基本です。

行政も、Amazonも、Appleも、ネットフリックスも、ディズニープラスも、百貨店も。

買い物したときのレシートは、登録先のメールへPDFで送られます。

「メールなんてもう見ないよ〜」
「見逃しちゃうじゃん〜」

という言い訳?理由は通用せず・・
探さないあなたに非がある、メールこないなら連絡して再送依頼すればいい、そんな姿勢なのです。笑

どこに非があるとか、何が悪か正義かを言いたいのではなく、ここでの趣旨は「メール連絡が基本」だということ。

無料で使えて楽しめる数々のSNSも、アカウント開設にはメールアドレス登録が必要ですよね。

どの企業もメールアドレスを基本にビジネス構築しているのです。

LINEとメールマガジンの違いは?

先にも書きましたが、LINEとメールどちらも同じ時期からはじめ、経過を見てきてました。

これはほんとうに人によりけりと思います。

何千、何万とある事例のうち、1つの参考情報にしか過ぎませんが、私が感じたことを比較しますね。

LINE公式(LINE@)を使った結果・・

読者からのリアクションを求めたり、返信してもらったり、コミュニケーションを目的とした使い方はGood。

一方で、LINEからお知らせした販売は、メールに比べると購入率は少なかった体感です。

また、私は文章の長さと時差が気になってしまうので、

「読みにくさを感じさせてしまうかなー」
「あーまた日本の遅い時間になっちゃった・・」

と、使いにくさを感じ続けていたのは正直なところです。

メールマガジンを使った結果・・

私の場合、購入率はメール経由のほうが多かったです。

これはほんとうにあなたのビジネススタイル、あなたの人間性、人となり、によって変わるのでなんとも言えませんが、あくまでも「私の場合は両者にこのような違いがあった」という事実の1つに過ぎません。

コミュニケーションのほうは、もともと私はメールレターでも返信や感想をいただくことが多かったのもあり、顕著な違いといえば、スタンプ返信がないぶん反応率が少なく感じることでしょうか。

LINEはスタンプ1つでもコミュニケーションが成り立ちますからね。

コメントなくともスタンプで反応はある。

反応があるとやっぱりうれしいのは送り手ならではの感情じゃないでしょうか。

LINEとメール、結局どちらが有効?

私の嗜好・使い勝手で選ぶと、メールですね。

海外にお住まいの方は、LINE利用に制限があるからです。

LINE公式は海外利用で大きな制限がある

日本で、日本の電話会社で、アプリストアが日本で、LINEをインストールすると「日本対象」になりますが、海外で同じようにLINEをインストールすると「海外対象」となります。

同じLINEアプリを使って、登録してくれたLINEともだちにメッセージ配信するときの配信数に制限がかかります。

海外利用は、日本利用の半分(2023年5月時点)

  • 日本で利用する無料プラン配信数:1000通
  • 海外で利用する無料プラン配信数:500通

来月、2023年6月より、配信上限数はさらに減ります。

LINE公式料金値上げでさらなる制限へ

LINEをつかった顧客コミュニケーションは、当然ですがLINE社の都合で変更を余儀なくされます。

アカウント停止、廃止、削除、凍結も頻繁に聞きますし、今回のように、LINE社からサービス変更のお知らせも起こります。

2023年6月より大幅にプラン内容が変わります。

詳しくはLINE社の正式発表へ
https://www.linebiz.com/jp/news/20221031/

細かい情報はリンク先で確認いただくとして、ざっくりまとめると配信数はこれまでの1/3ほどに減ります。

スタンダードとされていた有料プランは、同じ料金で配信上限数は1/3に。

今後もLINE社の方向性・変更とともに、LINE公式の利用範囲、利用制限等は変わっていくことでしょう。

メール登録はあなたの資産

世界の企業がメールアドレスを基本にしたビジネス展開をしている理由は、あなたの資産になるから。

LINEなど、サービス提供企業のサービス変更にともなう機会損失や、リスクに影響を受けないから。

Facebookグループやインスタグラム等も同じ理由で説明できますね。

セキュリティー面、個人情報保護の観点からも、興味もってくださった方々が安心して受け取っていただける(購読していただける)場の提供も、私たち事業者、サービス提供者の役割だと私個人的にはおもっています。

結論

起業しはじめ、お客様(興味関心ある方含む)とのコミュニケーションに重点を置くならLINEは有効。配信上限数は少ないけれど、上限になるまでLINEで関係性構築をがんばってもいいですね。

起業初期を抜け、ビジネス構築をしっかり作っていきたい方ならメールが有効。LINEの有料プランと併用して顧客リレーションシップをがんばるのもいいですね。

なんども書いていますが、ほんとうに、人によって、あなたの人となり・目的・ビジネススタイルによって、どの方法(ツール)がより高い成果を運ぶかは変わります。

おすすめは、まずは無料でいいので試してみること。

半年もすれば、あなたが使った場合の「傾向」が見えてくるとおもうので、そのあとに道筋をしぼっていけばいい。

結果は動いたあとにしかわかりません。

さくっとはじめて、しっかり計測して、あなたに適した手法を決めてくださいね!

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